カラマーゾフの兄弟 読了
元日から読み始めたカラマーゾフの兄弟を読了しました。
内容の重厚さも去ることながら、これだけの大作を平日含めて9日で読み切ったことで読書スキルが上がったように思えます。
読書スキルってなんだよって話ですが、ようはちょっと厚い本や難しめの本でも読み終えることができる自信がついたということです。
海外の翻訳ミステリーなんて、文庫で600ページくらいあるのはザラですが、カラマーゾフの兄弟に比べたら薄いし内容も分かりやすいですしね。
多分平日なら二日、休日なら一日で読み終えることができると思います。
そうなると、今まで気後れしていたような作品にも手が伸びやすいですね。
読書の幅が広がります。
さて、肝心のカラマーゾフの兄弟についてですが、正直一回ではちゃんと理解できない気がしています。
これ多分もう一回読んだら面白さが分かってくると思うんですよね。
以前、青春の殺人者って映画を観た時も、一回目は途中で寝ちゃいまして正直退屈な映画だなーと思ったのですが、なにかの機会に再視聴したらメチャクチャ面白かったという経験があります。
カラマーゾフの兄弟は、とにかく長いし、ストーリーも多岐にわたるので、一回目は読み通すのに精いっぱいって感じでした。
それでも十分迫力は伝わってきましたし、読み終えた時のカタルシスもありました。
ただ、もう一回読んだら、一度読み終えてるだけに話の内容ももっとスムースに頭に入ってくるでしょうし、余裕をもって物語を楽しむことができると思うんですよね。
なので、少し時間を空けてもう一回読んでみてもいいかなと思ってます。
でも、さすがに九日間ずっと同じ話を読み続けたので、今はとにかく違う本読みたいですね。
候補はいくつかあるので寝ながら考えます。
ではでは